主要政策を説明する田野辺氏=28日午後2時、県庁記者クラブ

 10月29日告示、11月15日投開票の知事選で、立候補を表明している元NHK宇都宮放送局長で新人の田野辺隆男(たのべたかお)氏(60)は28日、県庁記者クラブで記者会見し、新型コロナウイルス対策の4施策と、9本柱の施策でつくる主要政策の全体像を説明した。

 新型コロナ対策は(1)GoToキャンペーンの中止と不況対策(2)検査体制の拡大(3)医療体制の整備と情報公開拡大(4)経済と暮らしとの両立-の4施策を挙げた。

 柱となる施策は(1)防災~人災ゼロ県を目指す体制と補償(2)エネルギー自給県へ(3)食糧自給県へ(4)子育て支援(5)多様性を育み尊ぶ県へ(6)働く世代の支援(7)高齢者のくらし支援(8)成長産業と雇用の創出(9)アート振興と動物愛護-の九つ。

 すでに提唱している防災省の設置提言と誘致は「移住効果や防災関係産業をつくるきっかけにもなる」と効果を期待。5選を目指して立候補を表明している現職の福田富一(ふくだとみかず)知事(67)=自民推薦=が「中央省庁の分散誘致を含む首都機能の移転」を施策の一つとしたことに「私の主張は東京にぶらさがる首都機能の一部移転ではなく、国家機能の分散」と強調した。