若松町城西町会の黒田会長(右)に協定書を手渡す佐野地区町会長協議会の厚木会長

 【佐野】佐野地区の25町会は、災害時に各町会が相互支援を図る「災害時における町会相互扶助に関する協定」を9月1日付で締結する。被災町会の要請により、生活必需品を提供したり避難のため公民館を開放したりすることなどが柱。地区単位の災害支援の在り方を明文化するのは市内で初めて。事務局は「隣接町会にも徐々に広げていきたい」としている。

 佐野地区は久保、相生、高砂など市中心部の25町会で構成。同地区町会長協議会の担当者は、高齢化の進展や空き家の増加などにより、1町会だけによる早急な災害対応には限界が出てきているという。このため2016年から、複数の町会が情報を共有化し助け合うためのシステムづくりに取り組んできた。