パッションフルーツが収穫期を迎えた矢板ハウス=今月上旬、矢板市

 さくら市に本社機能を置く電気機器製造の丸和製作所(大阪市平野区平野西4丁目、寺田謙継(てらだよしつぐ)社長)は農業に参入して事業を本格化させている。農業法人を設立して南国産フルーツの無農薬栽培に力を入れており、今年は2カ所目の生産拠点となる農場を設けた。本業の電機業界で国際競争が激化する中、付加価値の高い農産物の販路を開拓し、安定的な収益基盤に成長させたい考えだ。

 丸和製作所は、シャープの協力会社として液晶テレビの基板加工や完成品組み立てなどを柱に業績を上げていた。しかし、シャープの経営不振に伴う受注減などを踏まえ、成長が見込まれる農業に参入した。