生産性や観光の問題指摘 小西美術工芸社・アトキンソン社長が講演 日光

 【日光】世界遺産などの修復を手掛ける小西美術工芸社社長デービッド・アトキンソンさんの講演会が25日夜、今市の道の駅「日光街道ニコニコ本陣」で開かれた。元金融アナリストの視点から自然観光や生産性の重要性などを提言した。

 講演会には約300人が来場。アトキンソンさんは社長就任後、文化財再修理の機会を減らし、工事内容や物品在庫の管理を徹底。安定した収益を確保し、次世代の若者育成に力を入れたエピソードを披露した。

 次に国内1人当たりの労働者の生産性の低さも指摘し、労働者の能力と仕事内容のミスマッチを触れた。「年功序列や日本的経営の再検証は価値がある」とし、日本経済再生に向けた生産性向上の必要性を強調した。

 話は観光分野にも及んだ。