自民党県連は26日、今秋の知事選に5選を目指して立候補を表明している現職の福田富一(ふくだとみかず)氏(67)と知事選に向けた政策協定を結んだ。協定締結を受け、県連は同日に総務会を開き、福田氏の推薦を決定。過去4回の知事選に続き、福田氏を全面的に支援することになる。

 知事選での同党本部の推薦は連続3期までとされているため、前回同様に「県連推薦」となった。県連は知事選に備えて内規を改定し、4期以上で推薦を出す場合は政策協定を結ぶことと定めていた。福田氏との政策協定締結は初となる。

 政策協定では、新型コロナウイルス感染拡大防止と社会経済活動の両立、台風19号(東日本台風)からの復旧・復興などを基本姿勢として定めた。主要政策は「医療提供体制などの確保」「未来技術を活用した経済活性化」「未来を担う人材の育成」など11項目。

 先端半導体メーカーの工場誘致や、未来技術を活用し、地域課題の解決を図る実証実験の場の創設などを盛り込んだ。この協定を踏まえ、福田氏は10月初めまでに政策集をまとめる。

 知事選では、元NHK宇都宮放送局長の田野辺隆男(たのべたかお)氏(60)が立候補を表明している。