栃木県内の新型コロナウイルスの感染者数

26日発表の新型コロナウイルス感染者

栃木県内の新型コロナウイルスの感染者数 26日発表の新型コロナウイルス感染者

 栃木県は26日、獨協医大医学部の学生5人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも20代の男女で、24日に埼玉県で感染が判明した同学部の男子学生の知人などに当たる。現在は全員が無症状という。県内の感染者は重症者4人を含む294人となった。

 県は、埼玉県内で感染が判明した20代男性の濃厚接触者などに当たる大学と獨協医大病院の関係者計62人を検査し、5人の陽性を確認した。残る57人は陰性だった。

 5人はいずれも壬生町在住で、20代男性3人、20代女性2人。埼玉県内で感染が確認された学生を含めた6人が一堂に会することはなかったが、15日以降、カラオケや食事でそれぞれ接触があったという。同一の場所で感染していないため、県は「クラスターには該当しない」としている。

 獨協医大は学生の感染を受け、ホームページ上で状況を説明。感染した学生の一部は臨床実習で同大病院に立ち入ったが、院内感染は発生していないという。感染者と接触した学生や教職員には状況に応じて自宅待機などを指示しているほか学内を消毒し、25~30日は大学全体を臨時休校とした。

 壬生町は26日夕、小菅一弥(こすげかずや)町長を本部長とする新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催。町民に向けて新しい生活様式にのっとり手洗いなどの感染防止対策の徹底を図るよう呼び掛けることを決めた。また、感染者の人権を侵害しないよう不当な偏見、差別を許さない「新型コロナとの戦いを乗り越えるオールとちぎ宣言」のチラシを9月1日、町内全戸に配布する。