佐野駅前の駐輪場に置かれた佐野クリケットチャレンジのレンタルサイクル

 【佐野】クリケットを活用した地方創生プロジェクトを進める市は今月、市外から訪れる関係者や観光客の2次交通整備の一環としてレンタルサイクルの実証実験を始めた。市の玄関口の佐野駅前などに専用の自転車を置き、利用者から行き先や目的、要望といったデータを収集。来年度以降の本格導入に生かす。担当者は「拠点を増やし、乗り捨てが可能なシステムなども検討したい」としている。

 「佐野クリケットチャレンジ」と銘打ったプロジェクトは、クリケットと栃本町の市国際クリケット場(SICG)を活用し、新たな仕事や人の流れをつくり出すことが目的。ただ、SICGは佐野駅から約5キロ、最寄りの東武田沼駅からも約1・5キロの位置にあるため、利用促進には2次交通の整備が課題となっていた。

 プロジェクト事務局は、レンタルサイクルの導入について「自転車ならさまざまなところに立ち寄りが可能で、佐野の魅力にも触れてもらえる。『3密』を避ける意味でも注目される交通機関」としている。