菖蒲ケ浜の夜空を彩る天の川=25日午前1時15分、日光市中宮祠(超広角レンズ使用、25秒露光)

 「伝統的七夕」を提唱する国立天文台によると、25日は旧暦7月7日。栃木県の奥日光では、同日未明の夜空に天の川を挟んで輝く織り姫星とひこ星が確認できた。

 伝統的七夕は2001年から国立天文台が広報し、星空観察を呼び掛けている。梅雨期の新暦7月7日と違い、晴天率が高く星座が楽しめるという。

 24日夜、奥日光・中禅寺湖畔の菖蒲ケ浜では空が雲に覆われていたが徐々に晴れ、翌25日未明は満天の星空となった。南西の空に天の川が流れ、夏の大三角と呼ばれる織り姫星のこと座「ベガ」、ひこ星のわし座「アルタイル」、はくちょう座「デネブ」が光った。

 星空を撮影した午前1時頃の気温は、肌寒さを感じる17度台。日光湯元ビジターセンターによると、戦場ケ原では夏の終わりを告げるアケボノソウが咲いており、9月に入ってリンドウが咲き始めると、草木の色が徐々に落ち、秋の気配が強まっていくという。