赤く色付いたわせ種のリンゴ「さんさ」=25日午前10時50分、鹿沼市栃窪

 栃木県鹿沼市栃窪地区の「菊沢フルーツロード」でナシとともにリンゴの直売所が早くもオープンした。栃窪の「渡辺りんご園」は、わせ種の「さんさ」を直売。リンゴ狩りも始まり、来園者が秋の味覚のもぎ取りを楽しんでいる。

 菊沢フルーツロード加盟の生産者は新型コロナウイルスの感染防止のため、今年は直売所での試食提供の中止を決めた。同園の渡辺敬一(わたなべけいいち)代表(53)は「7月は日照不足で生育が心配されたが、このところの猛暑で回復、おいしい出来となった」と言い切る。

 25日は同市酒野谷、会社員山野井康介(やまのいこうすけ)さん(31)が一家4人で訪れ、赤く染まったリンゴを袋に詰め込んだ。長男の奏介(そうすけ)ちゃん(4)は背伸びしてもぎ取り、「いっぱい取った。すごく重い。早く食べたい」と笑顔だった。