日傘を差して元気に下校する児童

 栃木県市貝町は、新型コロナウイルス対策の国の地方創生臨時交付金を活用し、小学校3校の児童全員に日傘を購入して配布、登下校に利用を始めた。児童には「涼しい」と好評だ。

 暑さがピークの21日午後2時。市貝小1、2年生約60人は下校のため昇降口に日傘を手に集まった。歩きの児童たちは、帰りのあいさつを済ませるとうれしそうに傘を開き、猛暑の通学路を元気に歩きだした。傘を開くと児童同士の距離を保つこともでき、感染予防のマスク使用の負担を減らせる。マスクを外して歩く子もいた。

 2年生の林杏莉(はやしあんり)さん(8)は「傘をもらえてうれしい。お母さんにも『よかったね』と言われた」と笑顔を見せ、豊田樹(とよだいつき)君(8)は「日傘を使うと全然違う。涼しい」と話した。

 傘は晴雨兼用で、紫外線もカットする。町は165万円をかけ小学生用に550本を配布する予定で、1~3年生には既に配布、4~6年生用は24日以降配布予定という。