天日干しされる冷や麦=24日午前11時15分、那珂川町馬頭

 残暑の厳しい日差しが照りつける中、天日干しの冷や麦作りが、栃木県那珂川町馬頭の飯塚製粉製麺所で終盤を迎えている。

 4代目となる店主の飯塚俊也(いいづかしゅんや)さん(73)は、地元の小麦を自家製粉し、天日で自然乾燥して作っている。今年は長梅雨の影響で7月末までほとんど製造できず、今月に入って急ピッチで作業を進めてきた。

 24日は雲間から時折強い日が差す中、前の晩に製麺した冷や麦130束を慣れた手つきで木製の棒に手早く掛けていった。

 同所の冷や麦は小麦本来の香りとコシの強さが特長で、飯塚さんは「釜揚げで食べ、麺の味を堪能してほしい」と話していた。冷や麦は直売しており、作業は今月末まで続く。