群馬県太田市内のスーパーで菓子を万引したとして、窃盗の罪に問われた元マラソン日本代表で足利市南大町、飲食店店員原裕美子(はらゆみこ)被告(36)の第2回公判が8日、前橋地裁太田支部(奥山雅哉(おくやままさや)裁判官)で開かれた。被告人質問が行われ、原被告は昨年7月の万引事件の判決で、事件の背景として指摘された摂食障害が退院後も続いていたことを明かした。

 原被告は昨年7月に足利市内のコンビニで食料品などを万引したとして窃盗罪に問われ、同年11月に宇都宮地裁足利支部で懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)の判決を受けた。

 8日の被告人質問によると、同年9月から12月下旬の約3カ月間病院に入院し、摂食障害と窃盗症の治療をしていた。窃盗衝動が治まったため退院したが、過食と嘔吐(おうと)の繰り返しはやめられなかったという。

 今年2月9日夜に訪れたスーパーで、上着の内側に菓子3点を入れ万引したとされる。スーパーには吐くための食べ物を購入しようと立ち寄った。当時を問われ「盗んだ瞬間ははっきり覚えていない」と答えた。

 原被告は現在、再び病院に入院し治療を続けているという。