渡辺さんが採取したアオマダラタマムシ

 栃木県鹿沼市花岡町のアマチュアカメラマン渡辺成興(わたなべしげおき)さん(45)がこのほど、市内の雑木林で金緑色が鮮やかなアオマダラタマムシを採集した。

 タマムシ科のアオマダラタマムシは県レッドリストでは「要注目」に分類。渡辺さんは趣味で昆虫写真の撮影をしており、15日に撮影目的で雑木林に入り、偶然目の前を横切り葉に止まったアオマダラタマムシを見つけたという。体長は28ミリ。

 渡辺さんは「ファインダーをのぞいてびっくりした。緑の光沢が素晴らしく、図鑑ですぐ確認した」。「雑木林など貴重な自然を残したい。昆虫と共生していることを改めて考えたい」とも話し、今後、写真展なども計画している。

 鹿沼自然観察会の廣瀬章裕(ひろせあきひろ)事務局長は「市内では3年前に民家の庭先で見つかった例はあるが、雑木林などで自然の状態で見つかった記録はなく、非常に珍しい」と話す。