長年手にしていたボールはオールに替わった。とちぎ未来アスリートプロジェクト第1回修了生で、宇都宮市出身の飯塚百合子(いいづかゆりこ)(東京・鴎友学園女子高1年)は才能を見いだされ、ソフトボールからボート競技へ転向。2022年とちぎ国体の有望選手として技術を磨いている。
育成プログラムの一環で昨年9月、宇都宮市内で開かれた国の「ジャパン・ライジング・スター・プロジェクト(J-STARプロジェクト)」の体力測定会に参加。シャトルランなどの基礎データが、日本ボート協会関係者の目に留まったことが転機となった。