国土交通省宇都宮国道事務所や栃木県、有識者などで構成する「道路行政マネジメントを実践する県会議」が20日、宇都宮市内で開かれ、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言下の交通状況などが報告された。

 外出自粛が要請された宣言発令期間の4月16日~5月13日の直轄国道7カ所の平日交通量は前年同期に比べ平均12%減少。減少幅が最も大きかったのは下栗(宇都宮市)と西新井(足利市)の15%減だった。休日交通量は平均35%減少し、下栗と東野田(小山市)の46%減が最大だった。

 宣言下では、主要渋滞箇所300カ所の主道路を通過する車の平均速度が上昇し、時速20キロ未満の地点が前年同期と比べ約4割減少した。62カ所で渋滞が解消した一方、宇都宮市や小山市、佐野市などの178カ所は渋滞が解消されず、同事務所は今後原因などを把握する。

 4月現在、主要渋滞箇所300カ所のうち57カ所でバイパス整備などの道路改良事業を終え、103カ所で事業を行っている。未対策は140カ所ある。今回の会議では、平日昼間の平均速度など三つの指標をクリアした県道宇都宮栃木線の幸町交差点など7カ所を渋滞対象箇所から解除することも報告された。