多くの人でにぎわう大芦川。外国人の姿も見られる

片側に路上駐車の車が並び、対向車とすれ違えず渋滞が発生している

多くの人でにぎわう大芦川。外国人の姿も見られる 片側に路上駐車の車が並び、対向車とすれ違えず渋滞が発生している

 栃木県鹿沼市北部を流れる清流、大芦川。今年は川遊び客が例年になく多いというが、中にはマナーが悪い客もおり、地元住民が憤慨している。道幅が狭い道路での路上駐車や持ち込みごみの放置、夜中まで続く騒音…。「遊びたいのは分かるがマナーを守ってほしい」。地元住民からは切実な声が上がる。

 お盆真っただ中の15日。付近では夏季(7月18日~8月31日)、観光客向けに旧西大芦小校庭を午前8時から午後4時まで、臨時有料駐車場(125台)としている。地元住民などでつくる大芦川流域活用事業運営委員会が管理しているが、この日は「8時40分には満車になった」(同委員会)。

 止められなかった人は付近に路上駐車をしていた。特に深刻なのが古峯(ふるみね)神社の一の鳥居を北に入った林道だ。細い道幅の片側数百メートルにわたり路上駐車の列。対向車はすれ違うことが困難で、15日も大渋滞が発生していた。

 西大芦地区には高齢者が多い。地元住民は「日常生活にも困るし、熱中症など急病の際に緊急車両が通れないのでは」と心配する。

 林道付近には小規模の有料駐車場もあるが、すぐ満車に。路上駐車していた埼玉県春日部市の40代の女性は「駐車場があればそこに止める」と話した。ただ、周辺には十分な広さの土地がなく、新たに駐車場を整備するのは難しいようだ。