県警が認知した上半期の児童虐待

 県警が2020年上半期(1~6月)に認知した児童虐待は前年同期比20件増の204件、被害児童は41人増の310人に上り、いずれも現在の形で統計を取り始めた07年以降で最多だったことが19日、県警のまとめで分かった。県警は、心理的虐待の恐れがあるケースに対して積極的に関与したことに加え、虐待防止の機運の高まりで県民から多くの情報が寄せられたことなどが要因とみている。

 県警人身安全少年課によると、4種類に分類された虐待の種別のうち、暴言などの心理的虐待が前年に続き最多で、被害児童数は38人増の188人だった。この虐待の中でも、子どもの目の前で配偶者に暴力を振るうなどの「面前ドメスティックバイオレンス(DV)」が約半数を占めた。