「スマート林業」で想定される主な事業

 AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)などを林業に活用する県の「とちぎの林業イノベーション」事業が18日までに、内閣府の「未来技術社会実装事業」に選ばれた。木材生産の管理、伐採や造林などの現場作業をデジタル化や自動化し、労働生産性の向上や若年層の新規参入などを図る。本県は豊富な森林資源を有しており、「スマート林業」が実現すれば全国的にも最先端のモデルケースとなりそうだ。

 本県の林業は現在、森林の約70%が利用期を迎え、皆伐と再造林を進めている。一方で、依然として新規林業従事者の定着率が低く、人材の確保が課題だ。労働災害発生率も他業種と比べると高い。製材業者などとの木材需給ミスマッチも発生しているという。