村田発條の工場内を視察する牧原経済産業副大臣(左から2人目)=17日午後、宇都宮市

 経済産業省の牧原秀樹(まきはらひでき)副大臣が17日、来県し、宇都宮市内の工場を視察したほか、県庁で岡本誠司(おかもとせいじ)副知事や地元経済団体の代表者と意見交換した。

 新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた本県企業の現状などを把握し、今後の政策に反映させることが目的。牧原副大臣は7月に群馬県を訪れている。

 牧原副大臣はまず、金属ばね開発製造の同市清原工業団地の村田発條清原工場を訪問した。安在裕志(あんざいひろし)社長らから事業内容の説明を受けた後、工場内を視察した。意見交換で同社は、国の「雇用調整助成金」の特例措置を延長することなどを要望した。

 県庁では岡本副知事や県商工会議所連合会の藤井昌一(ふじいしょういち)会長らと意見交換した。出席者からは雇用調整助成金の特例措置延長のほか、追加の経済支援を求める声が上がった。

 意見交換はいずれも非公開だった。終了後、牧原副大臣は「栃木県が非常に製造業が盛んだと実感した。頂いた意見を踏まえ、日本の根幹であるものづくりを守るため対策を考えたい」と述べた。