ジューシーな豚肉とみそたれの相性は抜群。モツ煮込みのモツもすっと飲み込める柔らかさだ

 二荒山神社前のメガドンキの南側、「東松山みそたれ」の字が目に留まる。見慣れた地名に親近感が湧いた埼玉県出身の記者。「東松山ってみそたれが有名だったっけ? どんな味かなぁ」。故郷を思い出しながら入店した。

Web写真館に別カットの写真

 「『東松山のやきとり』は鶏肉ではなく、豚のカシラ肉を焼いて辛みそのたれを付けて食べる。現地の駅前には店が50~60軒あり、みその味も各店で違うんですよ」。そう話すのは岩崎英治(いわさきえいじ)店長(50)。日光市出身だが、3年ほど前に現地の味を知って感動し、毎週末、東松山へ通い詰めたそうだ。これは期待できる。

 お薦めは県産の新鮮な豚肉を使ったカシラやハラミ、喉の軟骨「クツベラ」(各140円)。頬張ると、ジューシーな豚肉に負けない辛みその刺激が口いっぱいに広がる。自家製みその深い味わいに、お酒がぐいぐいと進んだ。白みそ仕立てのモツ煮込み(500円)も絶品。辛みそたれを赤みそ代わりに入れると、味の変化も楽しめる。

 女性客は果実酒、男性客はホッピーを頼む人が多いという。2018年7月に開店し、今では埼玉県出身の常連から「懐かしい味」と言われるほどだ。

 岩崎店長は「宇都宮ではまだ焼きトンが根付いていない。食べたことがない人はぜひ来店してください」。隣県の逸品に情熱を注ぐ店長は胸を張った。

 メモ 宇都宮市曲師町3の15▽営業時間 午後5時~午後10時▽定休日 日曜▽(問)028・666・7527