宇都宮空襲で焼け焦げた旭町の大いちょうのカラー化写真。背後には松が峰教会の双塔が見える(宇都宮市提供、カラー化は東京大・渡邊英徳研究室)

カラー化を施す前の旭町の大いちょうの白黒写真

現在の大いちょう

宇都宮空襲で焼け焦げた旭町の大いちょうのカラー化写真。背後には松が峰教会の双塔が見える(宇都宮市提供、カラー化は東京大・渡邊英徳研究室) カラー化を施す前の旭町の大いちょうの白黒写真 現在の大いちょう

 焼け焦げた幹と枝が、戦争の惨禍を如実に伝える。宇都宮空襲で被災した「旭町の大いちょう」(宇都宮市中央1丁目)の白黒写真も今回、人工知能(AI)を活用してカラー化した。カラー写真は抜けるような青空が鮮やかに映え、大樹の受難を強調しているかのようだ。

 現地の銘板などによると、大いちょうは高さ33メートル、推定樹齢400年。周囲から数メートル高い位置にあるのは、今はなき宇都宮城の土塁の上に立てられた名残とされる。