栃木県は14日、足利、さくら、真岡、佐野市在住の20~30代の男女計4人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも重症化はしていない。累計の感染者数は269人で、うち重症者は14日現在で4人。
足利市在住の20代女性は、3~7日に群馬県内の職場に出勤した。5日以降は、37度台の発熱などの症状があった。一緒に食事をした知人1人を濃厚接触者として検査する。
さくら市在住の30代男性は、6日に東京都内で埼玉県在住の陽性者男性と会った。車で共に移動するなど、ほぼ1日一緒に過ごしたという。
真岡市在住の30代女性は、12日に感染が分かった男性の妻。夫婦の子と、妻の父は陰性だった。
佐野市在住の20代男性は、6日に東京都内で都内在住の陽性者男性と食事をした。9日にのどの痛みなどの症状が出始めた。
県と宇都宮市は14日、計63件検査した(委託分は未集計)。累計検査件数は1万7898件、退院は218人。