緊急記者会見で「感染厳重注意報」の発令について説明する石坂市長

 新型コロナウイルスの感染者が栃木県の真岡市内で直近1週間に7人と急増していることなどを踏まえ、石坂真一(いしざかしんいち)市長は14日、市役所で緊急記者会見を開き、感染拡大を阻止するため市独自の「感染厳重注意報」を同日から31日まで発令することを明らかにした。

 県が6月末から現在までの県内の感染状況を「第2波」と認識する中、県の新たな警戒度の判断基準を参考に市町が住民に一層の注意喚起を求めるのは同市が初めて。市はホームページや公式ツイッターを通じ、3密(密閉、密集、密接)の回避や大人数の酒席の自粛など基本的な防止対策を改めて市民に呼び掛ける。

 市によると、13日時点で市内の感染者は20~70代の18人(男性13人、女性5人)に上り、このうち7人は13日までの1週間で確認された。7人のうち5人の感染経路が不明なことや、人口10万人当たりの感染者数が22.85人と小山、宇都宮両市を抜き県内市町で最多になったことなどから、14日に対策本部会議を開き注意報の発令を決めた。

 会見で石坂市長は「短期間に感染者が急に増えた理由は分からない。防止対策の徹底を市民に求めたい」などと協力を呼び掛けた。