みずみずしく実ったイチジク=11日午前10時15分、佐野市馬門町

 栃木県内では珍しいイチジクの収穫が、佐野市内の栽培農家で始まった。

 「JA佐野いちじく栽培研究会」の副会長高橋昌弘(たかはしまさひろ)さん(53)方では、佐野市馬門町のイチジク畑約7アールで40本を栽培。11日は強い日差しの下、高橋さんが赤紫色のつややかな実を摘み取っていった。作業は11月まで続き、主に宇都宮市場へ出荷される。

 収穫は例年、7月中に始まるが、今年は長梅雨などの影響で8月にずれ込んだ。高橋さんは「収穫は遅くなったが、実のできはよい。みずみずしく甘い佐野のイチジクを味わってほしい」と話している。