10日午後1時25分ごろ、佐野市多田町の県道脇の歩道で同市、男性(51)が倒れているのを通行人が発見し119番した。救急車とドクターヘリで病院に搬送されたが、間もなく死亡した。佐野署は熱中症などの可能性もあるとみて調べている。

 同署によると、現場付近は日陰が少ない片側1車線の直線道路。発見時、男性の呼吸は確認できたものの意識不明だったという。

 この日は各地で気温が上がり、県内12消防本部によると午後5時現在、熱中症とみられる症状で計16人が救急搬送された。重症2人、中等症3人、軽症10人、その他1人だった。重症のうち、鹿沼市では70代男性が仕事場で体調不良を訴え、午後1時半ごろ同僚が119番した。

 宇都宮地方気象台によると、この日の最高気温は佐野の36.9度。小山で35.5度、宇都宮では35.0度を記録した。県内14観測地点中11地点で今年最高を観測した。