貸し出すピザ窯とバーベキュー炉が並ぶカネホンの採掘場=宇都宮市

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大谷石販売・商品開発の「カネホン」(宇都宮大谷町、高橋卓(たかはしまさる)社長)は今月から、夏休みを自宅で過ごす家族向けに、大谷石製の家庭用ピザ窯やバーベキュー炉のレンタル事業を本格的に始めた。

 家庭用ピザ窯とバーベキュー炉の開発は、市民に大谷石を日常に取り入れて身近に感じてもらうとともに、魅力を知ってもらおうと15年ほど前に開発した。

 当初は販売のみだったが、新型コロナの感染拡大による外出自粛を受け、5月に試験的にレンタルしたところ好評だったため、事業化した。

 同社によると、大谷石に含まれるゼオライト成分は遠赤外線を放出するため熱が伝わりやすく、調理時間を約3分の1に削減できる。

 3日間のレンタル料は税別で、ピザ窯が6千円、バーベキュー炉は3千円。

 高橋社長(46)は「新型コロナで気持ちが落ち込みやすい時期だが、大谷石という地域文化を通して地元の家族が憩う時間を提供したい」と話している。

 (問)同社028・652・0172。