講演するサッポロビール代表取締役社長の高島氏=都内

 下野新聞社の会員制組織「しもつけ21フォーラム」は7日、8月ウェブ特別例会として、サッポロビール代表取締役社長の高島英也(たかしまひでや)氏(60)の講演を下野新聞社ホームページ「SOON」で配信した。高島氏は「人間の本質は変わらない」と題して、同社の歩みやビールづくりを紹介したほか、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、「地域、地方の活性化に大きなヒントがある」と語った。

 高島氏は福島県出身。東北大農学部卒で1982年、同社に入社した。2017年から現職を務める。高島氏は入社以降の仕事や社会情勢を紹介し、新型コロナ禍の現状を踏まえ「マインドセットを変えなければいけない」と強調した。

 1876年の北海道の開拓使麦酒醸造所開業をルーツとした同社の歩みを説明し、「ものづくりの意味は変化し続けている。お客さまに味わっていただき、ご評価を頂戴するまでがものづくりだ」と述べた。東京都内で新型コロナの感染が拡大する中、地方の活性化の可能性に言及し、「思いがあれば何とでもなる」と本県にエールを送った。

 同フォーラムは毎月1回、各界の著名人らを講師に講演会を開いている。新型コロナの感染防止のため、6月からはウェブ特別例会として動画配信を始めた。今回はウェブ特別例会納涼祭として、福田富一(ふくだとみかず)知事のほか、同フォーラム幹事らのメッセージも配信している。