県と宇都宮市は6日、県内で新たに計6人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも重症化はしていない。県内の感染者数は230人となった。
足利市在住の20代男性は、7月24~26日に東京都内の実家に鉄道で帰省した。同27~29日は群馬県内の職場に出勤した。
真岡市在住の30代男性は、4日に陽性となった同市在住男性の知人。7月31日に男性宅に宿泊した。8月1日以降は短時間の外出や受診以外は、自宅で過ごしたという。
大田原市在住の60代男性は、8月1~5日に37度台の発熱があった。県は男性の感染経路を調べるとともに、濃厚接触者として妻を検査する。
宇都宮市在住の40代女性は、7月28日から倦怠(けんたい)感や頭痛などがあり、8月6日にPCR検査を受けた。今後、子2人と知人1人を検査する予定。
同市、40代男性は7月31日にのどの痛みや味覚異常があった。感染経路や行動歴などを調べている。
同市、60代男性は8月5日に陽性が分かった50代男性の知人。3日に男性を含む知人3人と1時間程度過ごした。濃厚接触者の妻、娘、孫4人を検査する。
県と宇都宮市は6日、計116件検査した。累計検査件数は1万5411件、退院は168人。