シールド越しに会話を楽しむ利用客たち=6日午後2時10分、宇都宮市大通り1丁目

 新型コロナウイルスの感染対策を強化しようと、宇都宮市大通り1丁目の「fudan cafe(フダン・カフェ)」が、フランス人デザイナーの手掛けた食卓用の大型シールドを導入した。来店客から「アートの体験と感染対策が両立できる」と評判だ。

 透明なシールドは釣り鐘型で、大人の上半身がすっぽりと入る大きさ。飛沫(ひまつ)感染の防止効果が期待でき、会話を楽しみながら食事ができる。デザイン性と気軽さが話題となり、世界中から注文が集まっている。

 カフェでは7月から5席分を用意。デザイナーと直接やりとりをしたカフェの佐々木今日子(ささききょうこ)代表(41)によると、国内では先駆的な導入という。夫婦などから人気といい、「安心して食事と会話を楽しめる場を提案したかった」と語る。利用は事前予約が必要。

 友人とお茶を楽しんだ宇都宮市、デザイナー荒川(あらかわ)サトシさん(40)は「近未来的でわくわくする。暑い季節にマスクなしで会話できるのも快適でいい」と笑顔を見せた。