那須与一を題材にした朗読劇のPRポスター

 【大田原】人気のアニメ声優が出演する朗読劇「フォアレーゼン」が17日、本町1丁目の那須野が原ハーモニーホールで開かれる。取り上げるのは、郷土のヒーロー那須与一(なすのよいち)を主人公に、この公演のために書き下ろしたオリジナル脚本「源平盛衰記外伝・那須与一」。全く新しい与一の「もう一つの物語」が展開される。本県出身の後藤光祐(ごとうこうすけ)さんも地元で熱のこもった朗読を披露する。

 「フォアレーゼン」はドイツ語で「読み聞かせる」という意味で、全国各地で公演が行われている。脚本は作家の中野順哉(なかのじゅんや)さんで、若者に人気のアニメ声優が出演。地域の歴史や文学作品、クラシック音楽などを素材に、公演ごとに特色ある朗読劇が楽しめる。声優たちのトークもある。

 今回の公演では、アニメ「進撃の巨人」の主人公エレン・イェーガー役梶裕貴(かじゆうき)さんと、「カブキブ!」で主人公を務めた市川太一(いちかわたいち)さん、「新劇場版 頭文字D」などに出演し、高校時代に那須野が原ハーモニーホールの舞台に立ったこともある後藤さんの3人が出演する。

 「源平盛衰記外伝・那須与一」は、平家物語の名場面「扇の的」を基に、アニメ的なパラレルワールド(並行世界)を舞台にしたストーリー。内容は「当日のお楽しみ」だが、ポスターには「与一はなぜ命中させなかったのか…」とある。

 同ホールの担当者は「ほかでは見られない、1回きりの特別な公演。ぜひ見に来ていただき、与一と地元のゆかりも知ってほしい」と話している。

 午後3時開演。全席指定4千円。(問)同ホール0287・24・0880。