手作りの食事を楽しむ子どもたち

 【宇都宮】明保地区の住民有志が、鶴田町に「こども食堂キッチンもぐもぐ」をオープンし、子どもの居場所づくりに取り組んでいる。1級建築士丸山明美(まるやまあけみ)さん(70)=同所=と、無職小倉徹也(おぐらてつや)さん(74)=同=が発起人となり、丸山さんの設計事務所車庫を改装して活動の場としている。常設の建物を構える子ども食堂は、市内で珍しいという。

 同食堂は、毎週水曜に実施。丸山さんと小倉さんが、地域のボランティアスタッフ8人と料理を作ったり、子どもと遊んだりする。7月1日にオープンした。屋外で検温をしたり消毒をしたりなど、新型コロナウイルス感染防止対策を取りながら活動する。

 2人は、子どもたちが一緒に食事して交流する場をつくりたいと、長年考えていた。明保地区明るいまちづくり協議会(島田弘二(しまだひろじ)会長)からも要望があり、昨年6月から準備を進めてきた。施設の設計、内装デザインは、丸山さんが手掛けた。

 7月15日には、家族連れなど30人以上が訪れ、手作りの食事を楽しんだ。メニューは豚肉の生姜(しょうが)焼き。明保小6年の有路怜央(ありじれお)君(11)と4年西原壮雄(にしはらそう)君(10)は「ご飯を3杯お代わりした。みんなで食べると楽しいし、また来たい」と笑顔を見せた。

 スタッフ以外にも、学生ボランティアや地域住民が手伝いに来ることがあるという。丸山さんは「子どもをみんなで見守り、地域の輪が広がるような場にしていきたい」と話している。

 午後5時半~7時半。未就学児無料、小中学生200円、保護者400円。予約はホームページで受け付けている。

 (問)キッチンもぐもぐ028・612・2185。