青空の下を舞うアサギマダラ=4日午前9時45分、那須町湯本

 季節に合わせて日本列島を移動するチョウ「アサギマダラ」が栃木県にも飛来した。那須岳(茶臼岳)の「峠の茶屋登山口」付近では4日、夏空の下で優雅に飛ぶ様子が見られた。

 県立博物館によると、アサギマダラは日本各地に分布しているが、春に北方へ移動し、夏は山間部の森などに生息する。気温が下がる秋ごろに再び南下することから、「旅をするチョウ」として知られ、昆虫愛好家などから人気が高いという。

 この日は、登山道の脇に咲く花の蜜を吸ったり、ふわふわと近くを飛び回ったりしていた。同館の担当者は「この時季、県内では奥日光などでもよく観察できる」と話した。