新型遊覧船、いろは坂“クルーズ” 日光・中禅寺湖へ陸送開始

新型遊覧船、いろは坂“クルーズ” 日光・中禅寺湖へ陸送開始

 東武鉄道グループの「東武興業」(本社・東京都墨田区)は20日未明、奥日光の中禅寺湖で今夏就航を予定する新型遊覧船の船体を、同湖千手ケ浜の現地ドックへ陸送する作業を開始した。船体は巨大なため分割され、大型トレーラーでいろは坂を上った。

 新型船投入は約20年ぶり。既存の「けごん号」「アストリア号」に加えて3隻とし、増加する観光客の受け入れ態勢を強化する。

 新型船は、左右2つの船体を客室部分などでつなぐ「双胴船」。宮城県石巻市の造船所で長さ約24メートル、幅約9メートルの船体2つを建造した。そのままでは難所のいろは坂を通過できないため、それぞれ2分割した。

 午前2時すぎ、総重量約18トンの船尾部分2つを乗せたトレーラー2台が日光市内に到着。同市山内の神橋前交差点から闇夜のいろは坂を慎重に上り、現地ドックへ運ばれた。船首部分の陸送は22日に行う予定だ。