県は3日、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的に、宇都宮市の「カンセキスタジアムとちぎ」(県総合運動公園陸上競技場)などで9月27日に開催予定だった「第16回県障害者スポーツ大会」を中止すると発表した。過去2大会は天候不順で開催できず、3年連続の中止となる。また10月30日の「第25回県障害者文化祭(カルフルとちぎ2020)」も中止する。

 県によると、同大会は陸上や水泳、ボッチャなど個人6競技と、車いすバスケットボールや視覚障害者のグランドソフトボールなど団体3競技。特別支援学校の生徒や社会人など約1千人が出場予定だった。

 フライングディスクに出場予定だった芳賀町下高根沢、会社員小林和弥(こばやしかずや)さん(29)は「残念だが練習をしっかりと続けて、次の大会まで一歩ずつ前へ進みたい」と受け止めた。県は努力の成果を発表する場を確保するため、競技ごとの記録会など代替案を検討している。

 県障害者文化祭は、福祉施設の利用者らが絵画や演奏を披露するイベント。昨年は約1万2千人が参加した。