足場の組み立てを体験する生徒

 【那珂川】馬頭高は30日、生徒を対象に建設関連の体験型ガイダンス「職人の集い」を初めて開いた。人手不足の建設業界に興味を持ってもらうのが狙いで、普通高では珍しい取り組み。左官や内装などを手掛ける6業者を教官に、3年生55人が一連の建設作業とともに仕事のやりがいなども学んだ。

 同校によると、卒業後の進路で建設関係を希望する生徒は毎年いるが、経験や自信がないことなどを理由に他業種を選択するケースが多い。建設業に勤める同校の卒業生から業界の人手不足を聞き、今回のガイダンスを企画した。

 宇都宮市内に本社がある町田建塗工業、たいよう足場、カネダ、大場工業、小西屋、武田塗装工業の職人が集まり、左官、足場、鉄筋、圧接、内装、塗装工事を丸1日かけて指導した。

 作業は体育館や渡り廊下、校長室などで行われ、生徒は専用の道具を使って鉄筋をバーナーで加熱して圧接したり建物の形に合わせて組み立てたりしたほか、足場の組み立てや壁紙の張り替え、ペンキ塗りなどを体験した。