栃木県市貝町は、新型コロナウイルス対策で国から交付される地方創生臨時交付金を活用して、補正予算で子育て・教育支援策を充実させる。本来なら夏休みだった期間中授業に出る小中学生が楽しく登校できるよう、給食で連日「冷製デザート」を出したり、高校生などの通学費を補助したりする独自色の強い事業を含め約1億円を充てている。

 給食の冷製デザートは、「わくわく登校デザート提供事業」の名で、登校日となった7月21~31日、8月17~31日の18日間、果物のゼリーやアイス、洋菓子など、子どもたちが喜ぶ甘く口当たりのいい1品として出される。うち3日間は町内の菓子店の人気のプリンが、小ぶりの特別サイズで提供される。町こども未来課は「登校期間中連日デザートを用意する自治体は少ないのでは」としている。

 高校生などへは、公共交通機関やスクールバスで登校するのにかかる通学費を、3万円を限度に補助する事業に600万円を充てたほか、子育て世帯向け臨時給付金なども予算化した。

 各種イベントが中止される中、小学6年と中学3年の計7クラスには、思い出づくりの活動を支援するため1クラス約30万円、計約200万円を補助する。

 ほかに、小中学校の児童生徒と教員用に学習用端末計900台や電子黒板等を前倒しで導入する事業に約8300万円を充てるなどしている。