【塩谷】任期満了に伴う町長選は8月2日の投開票まで残り2日となり、終盤戦に突入した。いずれも無所属で、3選を目指す現職の見形和久(みかたかずひさ)氏(67)が先行し、前町議で新人の福田徳弥(ふくだとくや)氏(49)が追う展開。町内3地区のうち、見形氏は玉生地区、福田氏は船生地区が地元で、残る大宮地区の票の行方が勝敗の鍵を握りそうだ。

 見形氏は8年間の実績を前面に出して4度目の町長選に臨む。6月議会での立候補表明後、3地区の後援会担当者らを中心にポスティングなどに力を入れてきた。

 告示後は、立憲民主党県連代表の福田昭夫(ふくだあきお)衆院議員や自民党の小菅哲男(こすげてつお)県議らの応援を受けながら、1日3~10回の街頭演説や遊説を実施。木材を活用した新庁舎建設などを訴えているほか、電話作戦で票固めをしている。

 前回の町議選でトップ当選した福田氏は6月上旬に立候補を表明。新型コロナウイルス対策をしながら、行政区単位だけでなく、女性や若者向けのミニ集会も開き支持拡大に努めてきた。

 選挙期間は遊説に加え、支持する町議らの応援も借りながら1日10回を目標に街頭に立つ。現庁舎所在地での費用を抑えた新庁舎建設や情報通信技術を活用した公共交通の見直しなどを主張し、追い上げを図っている。

 投票率は、2016年の前回は78・77%、12年の前々回は78・53%と、8割弱での推移が続いている。今回、見形氏陣営は「75%前後」、福田氏陣営は「78%前後」と予想している。