従業員が車を使う企業の安全運転管理者に義務づけられている法定講習について、県警と県安全運転管理者協議会(県安管協)は30日、8月26日からオンライン講習を導入すると発表した。文化会館といった会場で行われる講習をライブ配信する。新型コロナウイルス感染防止の一環。県警交通企画課によると、同講習でオンラインを導入するのは全国で初めてという。 

 安全運転管理者は、一定台数以上の車を管理する企業におり、県内では約8500人が選任されている。年1回の講習で交通事故状況などを学び、安全教育にいかしてもらう。

 同課によると、講習は約6時間で、これまで会場でしか受講できなかった。今年はコロナ禍で人の集まりを避けようとオンライン講習を決めた。

 オンライン講習は、事前に講習会場で受け付けし、指定日時にパソコンやタブレット端末などを見て自宅や職場などで受講する。配信日は8月26日~11月12日の計6日間。各回最大1千人の受講が可能という。

 これまで通り会場での受講も可能だが、同課は「積極的にオンライン講習を活用し、各企業での交通安全教育につなげてもらいたい」としている。