シトラスリボン作りを生徒に指導する谷口教諭

 【栃木】大平南中は28日、新型コロナウイルス感染者や医療関係者への差別や偏見を防ごうと訴える「シトラスリボン運動」に取り組んだ。同校生徒が授業の一環としてリボンを作ったほか、リボンを着用したあいさつ運動を実施した。

 シトラスリボン運動は松山市の市民グループから始まり、県内でも広がりつつある。同校の谷口小津江(たにぐちこづえ)教諭(54)が知人を介して知り、運動の理念を校内にも浸透させようと企画した。

 この日は1年2組の34人がリボン作りに取り組んだ。生徒らは谷口教諭に指導を仰ぎながら、真剣な表情でひもを結びリボンを作った。登校時には生徒会が中心となり、リボンを胸に着けてあいさつ運動も実施。昇降口付近で元気なあいさつを交わして浸透を図った。

 リボンを作った1年前田駿平(まえだしゅんぺい)さん(12)は「難しかったけど完成して良かった。筆箱に付けて意識したい」と話した。谷口教諭は「学校から家庭、地域へと運動が広がってくれたららうれしい」と期待した。