真岡市は29日、新型コロナウイルスのPCR検査に必要な検体採取をドライブスルー方式で行う「市地域外来・検査センター」の2カ月間の実施件数を明らかにした。5月28日の開設から今月27日までに訪れた患者は計185人に上り、このうち5人が陽性と判明した。

 センターの運営は市が県から受託し、市は検体の採取業務を芳賀郡市医師会に委託している。市と県の契約期間は8月27日までの3カ月間となっているが、県内の感染状況などから石坂真一(いしざかしんいち)市長は7月中旬に業務の継続を県に要望。感染増加などを踏まえ県は、真岡市を含め県内8カ所に開設したセンターの業務委託を今回の契約期間後も延長する方針を決めた。

 市健康増進課によると、開設から6月末までの検査人数は54人で陽性は1人。7月は27日までに131人で陽性4人となっており、検査人数と陽性判明は増加傾向にある。市はセンター業務の延長に向け、医師会や芳賀地区の4町、県などと協議を進める。

 一方、市新型コロナウイルス対策本部会議が28日開かれ、県が独自に設けた感染状況に関する警戒度を3段階で中間の「感染拡大注意」に引き上げたことを踏まえ、各自治会を通じて感染防止対策の徹底などを改めて市民に呼び掛けることを決めた。