県内の新型コロナウイルスの感染者数

29日発表された県内の新型コロナウイルス感染症患者

県内の新型コロナウイルスの感染者数 29日発表された県内の新型コロナウイルス感染症患者

 栃木県と宇都宮市は29日、新たに16人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。宇都宮、鹿沼、日光、益子の4市町と県外在住の10歳未満~70代男女。うち2人は日光市内のスナック利用者。同市在住の10代女子中学生は部活動で感染した可能性がある。他7人は家族間の感染とみられる。

 茨城県在住の70代男性と60代女性は12日、複数人で日光市を訪れた。クラスター(感染者集団)が発生した同市鬼怒川温泉大原の「ラーメン居酒屋 八海山」の70代男性従業員と会い、26日に陽性が判明した70代女性が勤める同所の「スナックけんじ」を利用した。

 県は「スナックけんじ」を12日に利用して体調不良などの場合、県西健康福祉センターや最寄り保健所への相談を呼び掛けている。

 日光市、10代女子中学生は、26日陽性が判明した女子中学生と24日に屋内で部活動をしていた。中学校は30日まで休校しており、同市が対応を検討中。

 また鹿沼市在住の70代男性と30代男性は、23日に陽性が判明した20代女性の祖父と兄。25日に陰性が確認されたが、再検査で感染が分かった。益子町在住の70代男性は19日に発症し、現時点で感染経路は不明。

 一方、宇都宮市が発表した10人のうち、7人は28日に感染が確認された60代女性の家族と同僚。家族は60代の夫、別居する30代の娘と娘の夫、孫2人の計5人。女性が勤務する同市内の事業所の他の従業員6人は陰性だった。

 さらに27日に感染が確認された20代女性の勤務先である同市本町のキャバクラ店「リンダ」の関係者で同日、検査を受けた40代男性の感染も分かった。

 このほか、29日に検査を受けた同市在住の30代男性と40代男性2人の感染を新たに確認した。

 県と宇都宮市は29日、計166件の検査を実施した。累計検査件数は1万3176件となった。