珍しい野菜の生産に取り組む山崎さん

 【宇都宮】雀の宮1丁目、農業山崎章仁(やまざきあきひと)さん(35)の野菜多品種生産が農・商業関係者から注目されている。「畑(はる)市場」という屋号で、直接レストランや農産物直売所などに納入。品質の高さが人気で、豪華寝台列車「トランスイート四季島」の食事にも使われた。

 山崎さんは2010年秋に就農した。当初から直接取引を考え、多品種生産を目指した。現在は年間80~100種類を栽培している。出荷の3割は西洋野菜。春はカリフラワーロマネスコ、ビーツ、カラフルニンジンなどを販売する。「変わった野菜を作る人、と見られています」と笑う。 

 多品種生産は「年間のスケジュールが重要」(山崎さん)で、まき時や追肥など綿密な管理が必要だ。一方でリスク回避にもなる。栽培方法は主にインターネットで入手し「公の機関の研究発表や栽培日誌などがありとても参考になる」と話す。