大谷川流域を捜索する県警機動隊員ら=28日午後2時5分、日光市稲荷町2丁目

駅利用客にチラシを手渡す県警警察官=28日午前10時10分、東武日光駅

大谷川流域を捜索する県警機動隊員ら=28日午後2時5分、日光市稲荷町2丁目 駅利用客にチラシを手渡す県警警察官=28日午前10時10分、東武日光駅

 観光で栃木県日光市内を訪れたフランス国籍、ベロン・ティフェヌ・マリー・アリックスさん(38)が行方不明となり、29日で2年がたつ。県警などは28日、東武、JRの日光駅で情報提供を呼び掛けるチラシを配布し、同市内の河川などで捜索活動を行った。

 広報活動には、日光署員や日光市役所職員ら計23人が参加。ベロンさんの特徴などが書かれたチラシ計約750枚を駅利用者らに手渡し、「見掛けませんでしたか」などと尋ねた。県警機動隊員など約40人は、日光駅近くの大谷川に潜るなどして捜索した。小型無人機ドローンも使用した。

 ベロンさんは2018年7月29日午前10時ごろ、同市内の宿泊施設を出て以降、行方不明になっている。県警はこれまで、延べ約5700人を投入し、事件と事故の両面で捜査してきた。捜索も計60回以上行ったが発見には至っていない。

 県警人身安全少年課の檜山寿基(ひやまとしもと)人身安全対策指導官は「2年近くたったが有力な情報は少ない。1件でも多くの情報提供をしていただきたい」と強調した。情報提供は日光署0288・53・0110。