新型コロナウイルス感染症の疫学調査を担う「機動調査チーム」の研修=27日午後、県庁

 新型コロナウイルス感染症の疫学調査などを専門的に担う県の「機動調査チーム」の研修会が27日、県庁で始まり、県保健福祉部や宇都宮市の職員ら22人が参加した。3日間で疫学調査の手法などを身に付ける予定で、初日は感染動向に関するデータ解析の仕方を学んだ。

 同チームは新型コロナの感染発生に対応する体制を強化するのが目的で、県広域健康福祉センター(県保健所)や宇都宮市保健所の支援を行う。県・市保健所の要請に応じ、研修を修了した職員を基本的に3人一組で派遣する仕組みで、県によると研修を受ける人員は現時点で120人程度という。

 研修会は国立感染症研究所感染症疫学センターの八幡裕一郎(やはたゆういちろう)主任研究員を講師に迎えた。データ処理では発症日や陽性判明日をグラフ化し、感染症の流行状況を可視化する方法などを研修。今後、疫学調査の基本的なポイントや、集団感染への対応を学ぶ。