医療従事者にエールを送る花火を打ち上げる黒磯那須青年会議所のメンバー

 【那須塩原】新型コロナウイルス感染症の治療に従事する医療関係者に感謝の思いを伝えようと、黒磯那須青年会議所は29日~8月4日の間のいずれか1日の夜、黒磯地区中心部で青色の花火を打ち上げる。新型コロナの影響で同会議所などが8月に主催する予定だった「那須野ふるさと花火大会」は中止になったものの、「自分たちに何かできることはないか」と企画した。

 市内では4月、7人の感染者が確認された。同会議所魅力あるふるさと絆委員会の笹森貴仁(ささもりたかひと)委員長(29)は「友人の医療従事者から、本人やその家族がいわれなき中傷にさらされたと打ち明けられた」と振り返る。

 そうした中、1年おきに約2万発の花火を打ち上げていた同大会の中止が決まったが、「わずかでもできないか」と考えついた。相談した那須郡市医師会から「ありがたい」との声を受け、打ち上げを決めた。同会議所は「花火が打ち上げられているひとときだけでも、ホッとしてもらえたら」としている。

 花火は医療従事者への感謝の気持ちを示す「青色」で、打ち上げる時間は約5分間。観覧のために密集が生じないよう、明確な開催日時、場所は明らかにしていない。

 医療関係者には動画投稿サイト「ユーチューブ」でライブ配信するほか、後日、同会議所のフェイスブックなどで一般公開する。(問)同会議所070・7533・0558。