1回、小山北桜の田中の適時打で二走・大谷が先制のホームイン=県営

5回、国学院栃木の古賀が2点適時二塁打を放つ=県営

2回、ピンチの場面で捕手・菊地と話す今市工の入江(右)=清原

祖父と同じ背番号2で最後の夏を終えた真岡の入江(右)=清原

6回を無安打無失点に抑えた矢板中央の奥山=県営

6回、佐野日大の藤澤が適時三塁打を放つ=清原

4回、栃木工の関口が左翼席へソロ本塁打を放つ=とちぎ木の花

2回、青藍泰斗の佐々木がバックスクリーンへ同点のソロ本塁打を放つ=とちぎ木の花

真岡打線を1安打完封した白鴎大足利の山下=清原

1回、小山北桜の田中の適時打で二走・大谷が先制のホームイン=県営 5回、国学院栃木の古賀が2点適時二塁打を放つ=県営 2回、ピンチの場面で捕手・菊地と話す今市工の入江(右)=清原 祖父と同じ背番号2で最後の夏を終えた真岡の入江(右)=清原 6回を無安打無失点に抑えた矢板中央の奥山=県営 6回、佐野日大の藤澤が適時三塁打を放つ=清原 4回、栃木工の関口が左翼席へソロ本塁打を放つ=とちぎ木の花 2回、青藍泰斗の佐々木がバックスクリーンへ同点のソロ本塁打を放つ=とちぎ木の花 真岡打線を1安打完封した白鴎大足利の山下=清原

 2020年県高校野球交流試合第5日は26日、県営、清原、とちぎ木の花スタジアム(栃木市営)の3球場で2回戦8試合を行い、青藍泰斗、栃木工、宇都宮商、白鴎大足利などが3回戦に駒を進めた。

◆栃木県高校野球特集

 昨秋の県大会王者の青藍泰斗は5-4で小山に逆転勝ち。1点を追う五回に阿部瞭雅(あべりょうが)が左越えに2点本塁打を放った。栃木工は4-3で足利工に逆転勝ち。3点を追う四回に1点を返し、五回に黒須洸(くろすひかる)、鈴木康介(すずきこうすけ)、横山健太(よこやまけんた)の3連続適時打で試合をひっくり返した。

 宇都宮商は7-1で今市工に快勝。主戦高橋友徳(たかはしとものり)は七回1死まで完全試合を続け、1失点完投した。白鴎大足利が6-0で真岡に快勝。先発の左腕山下亜守人(やましたあしゅと)が直球を武器に真岡から10奪三振を奪って完封した。矢板中央は奥山宥記(おくやまゆうき)-村野徹平(むらのてっぺい)の好継投で栃木を5-0で下した。

 大会第6日は8月1日、県営、清原の両球場で2回戦の残り5試合と、青藍泰斗-栃木工の3回戦1試合を行う。

■公式戦初先発 光る直球

 最後の夏に確かな手応えをつかんだ。矢板中央の右腕奥山宥記(おくやまゆうき)が、6回を無安打無失点の快投。最終回はマウンドを譲り「もっと投げたかった」と本音をのぞかせたが、「周りに助けられた。チームが勝てて良かった」と謙虚に喜びをかみしめた。

 公式戦初先発の緊張を感じさせない、堂々とした投げっぷりだった。初回を三者凡退に抑えると、二回は冷静なマウンドさばきを披露。味方のエラーで出塁を許した一走を、落ち着いて挟殺してピンチを切り抜けた。

 ぬかるんだマウンドも、雨天にもリズムを崩さなかった。四回表終了後に雨脚が強くなり、約1時間50分も中断。集中力が途切れそうな状況にも、「好きな音楽を聴いていたから気にならなかった」。再開後もスピンの効いた120キロ台の直球で押し、五、六回は打者6人を完璧に抑えた。

 栃木さくらボーイズ出身。素質の高さを期待されていたが、新チームの背番号1は左腕の村野徹平(むらのてっぺい)だった。それでも「控え投手で終わるつもりはない」と走り込みを続け、つかみ取った晴れ舞台。気持ちの強さを前面に出し、腕を振り続けた。

 黒田純一(くろだじゅんいち)監督が「春先から精神的に成長してくれた。今日は本当にナイスピッチング」と手放しで褒めたたえた。背番号は11だが、もう2番手投手とは言わせない。