県内の新型コロナウイルスの感染者数

25日発表された県内の新型コロナウイルス感染症患者

県内の新型コロナウイルスの感染者数 25日発表された県内の新型コロナウイルス感染症患者

 県は25日、日光、鹿沼、栃木市在住の20~70代の男女計8人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも重症化していない。うち日光市の70代の男女3人は、同市鬼怒川温泉大原の飲食店「ラーメン居酒屋 八海山」の従業員。同店従業員の感染は計6人となり、県内4例目のクラスター(感染者集団)となった。

◇「コロナ」感染拡大の経過

 感染者の確認は14日連続で、県内感染者は計159人となった。

 70代の男女3人は、県が勤務状況や行動歴などを調査している。24日に感染が分かった八海山の70代男性従業員については、男性と打ち合わせをするなどした濃厚接触者が10人以上いるとみられる。23日に陽性が判明した80代女性従業員は訪問介護サービスを利用しており、26日に同サービスの従業員1人を検査する予定。

 鹿沼市の40~70代の男女3人は、23日に感染が確認された同市、20代女性の同居家族。

 栃木市の20代と60代の男性は親子。息子は体の痛みや頭痛など、父親は倦怠(けんたい)感が17日にあった。行動歴や濃厚接触者を調査している。

 観光地の飲食店での感染発生を受け、県は25日、県内全市町と観光協会に対し、宿泊施設や飲食店、土産物店など観光地の施設で、ガイドラインに沿って感染防止対策を徹底するよう文書で通知した。感染経路不明者も出ているため、県は今後の対応について有識者から意見を聴取する。

 県と宇都宮市は同日、PCR検査を計46件実施。累計検査件数は1万2070件。退院は99人。