地域を盛り上げようと打ち上げられた花火=24日午後8時、日光市七里

 新型コロナウイルスの影響で来夏に延期された東京五輪の開幕予定日だった24日夜、栃木県日光市所野の大谷川河川敷で花火が打ち上げられ、4号玉やスターマインなど約50発が夜空を彩った。

 日本青年会議所が全国の花火業者と連携し、各地で一斉に打ち上げるプロジェクトの一環。コロナ禍の停滞感を打破して「新しい生活様式」へ移行する合図にしようと、日光青年会議所(JC)が実施した。

 小雨の中、午後8時にスタート。密集、密接を回避するため場所は非公表だったが、地域住民らが次々と見物に訪れ、約2分半、夏の風物詩を楽しんだ。

 同市今市、飲食業我妻真紀子(わがつままきこ)さん(63)は「一瞬でもコロナの現実を忘れられ、元気をもらった」。日光JCの山田孝(やまだたかし)理事長(39)は「コロナ禍での大きな一歩の足掛かりになれば」と話した。

 県内では佐野、矢板両市でも同様に実施された。