設置されたテラスとパラソル

設置されたテラスとパラソル

設置されたテラスとパラソル 設置されたテラスとパラソル

 【小山】JR小山駅から観晃橋に通じる祇園城通りの歩道などにオープンテラスを設置する社会実験「#テラスオヤマ」が、沿道の飲食店前など8カ所で始まった。にぎわい創出に向けた取り組みだが、4回目となった今回は新型コロナウイルス感染症の影響を受ける飲食店支援の目的もある。主催者は「テラスは感染予防対策にもなる。常設化を目指したい」と話している。

 地域活性化を目的とした国の道路占用の特例措置に基づいて、市の若手職員や沿道の飲食店などでつくる実行委員会が、昨春から定期的に実施してきた。今回は新型コロナの影響を受ける飲食店支援のため、国がテークアウトやテラス営業の推進などを目的に道路占用の許可基準を緩和したことを受けて企画した。

 初日の17日、参加店の「Cafe FUJINUMA」前にはテラス席が二つ設置された。20日には日よけのパラソルも追加した。店主の藤沼英介(ふじぬまえいすけ)さん(32)は「コロナでテークアウトする利用客が増えたので、テラスがあるとありがたい。街並みにもなじんでいると思う」と話した。

 市によると、付近の歩行者数はここ数年減少傾向にあり、新型コロナの影響で拍車がかかっている。実施期間は11月末までを予定しており、テラスの設置によって期間中の1日あたりの平均歩行者数を昨年より約60人増の2600人程度にするのが目標だ。

 担当者は「利用者の反応をまとめ、常設化に努める。参加店の広がりにも期待したい」としている。