備蓄倉庫前で段ボールの運び方を確認する職員ら=22日午後、宇都宮市西川田2丁目

 栃木県は22日、災害時に全国からの支援物資の集積拠点となる宇都宮市西川田2丁目の「カンセキスタジアムとちぎ」(県総合運動公園陸上競技場)で、広域物資拠点運営研修会を初めて実施した。新スタジアム内に整備された備蓄倉庫周辺で、担当の県職員約40人が運搬機材を使用して物資の積み降ろしなどを学んだ。

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 バックスタンド側1階に広域物資拠点として整備された備蓄倉庫は約950平方メートルの広さで、フォークリフトや可搬式ラックなどの設備がある。災害時は国や他自治体、企業などから送られてきた支援物資を集積した上で、市町の地域物資拠点や避難所に送り出す。

 この日は本年度から運営要員として指定された各部局の職員が、災害時の物流体制を改めて確認。物流事業者を講師として、支援物資を想定した段ボールの安全な運び方や、運搬機材の正しい使い方などを学ぶ実動訓練を行った。

 県危機管理課の担当者は「新たに整備された備蓄倉庫をしっかりと活用できるよう今後も研修や訓練を重ね、災害に備えていきたい」と話した。